インビザライン矯正を始めて1ヶ月が経過しました!
最初は不安や違和感もありましたが、今では日常生活の一部として慣れてきたので、今回は1ヶ月間のリアルな体験談をお届けします。
アライナーの違和感はいつ消える?

矯正スタート当初、アライナー(マウスピース)の違和感はかなり大きく、特に口を閉じるときに違和感がありました。
口元が前に「ボコッ」と出ているような感覚があり、鏡で自分を見るのが少しイヤだな…と思ったことも。
でも、1〜2週間ほどでその違和感はすっかり気にならなくなりました。
今では口を閉じにくいとも思いませんし、付けていることもほぼ気になりません。
思っていたより早く慣れて良かったです。
アライナーを外すのにも、最初はとても手こずりました。
ガタツキの多い下の歯は、片側を外しても反対側を外してる間にまた歯に戻ってしまったり、奥歯の部分が外せても前歯の部分が離れなくて、力を入れるとアライナーが壊れちゃうんじゃないかとヒヤヒヤすることもありました。
ですが、それも慣れて、現在は簡単にスッと外せるようになりました。
装着時間の工夫と調整

矯正開始時は「1日23時間装着」を目標にし、できるだけ長く着けていたいという気持ちが強くありました。
そのため、食事も外す前に全て用意し、早食いになってしまうことも……。
ですが、実際には1枚のアライナーで動く範囲は決まっているため、過度にストイックになる必要はないと考え直し、今では無理のないペースで22時間半の装着を目標に頑張っています。
私の装着時間の目安
- 平日(2食):1日80分以内(昼・夜40分ずつ)
- 休日(3食):1日100分以内(朝20分、昼・夜40分ずつ)
会食などで2回ほど目標時間に届かなかった日もありましたが、日常的に22時間を下回らないよう調整しています。
食事・飲み物・体重の変化

アライナーを外して食事をするため、食事内容に制限はなく、飲み物は装着中も飲める水や水色の薄いお茶を選んでいます。
今まで毎朝飲んでいたカフェオレを飲む回数が減ったことや、おやつをほとんど食べなくなったことで、自然とカロリー摂取が減り体重もダウンしました。
少しのおやつを食べるためにアライナーを外したり歯磨きするのも面倒なので、おやつは食事後に少しだけ食べる程度にしています。
アライナーのケアと痛みについて
アライナーは外した際に歯磨きついでに軽く磨き、2〜3日に1回は洗浄剤でケアしています。

1枚目・2枚目ともに破損や汚れのトラブルはありませんでした。
痛みはほとんどなく、「本当にこれで動いてるの?」と疑問に思うほど。
最初の2枚はアライナーに慣れるための期間だったのかな、と思います。
チューイーの使い方と工夫

チューイーは1ヶ月に2個支給されましたが、自分の噛む力が強いためか、1週間ほどで柔らかくなったり切れたりしてしまいました。
追加購入し、1週間に1個のペースで使用しています。
3枚目からは1週間ごとの交換になるため、そのタイミングでチューイーも新しいものに交換しています。
日常生活で感じた不便なことと対策
目立たない、虫歯のリスクが少ない等メリットも多いマウスピース矯正ですが、やはりデメリットも存在します。
ここからは、マウスピース矯正中に不便に感じたことを紹介します。
❶ 味見ができない

家で生活していて困ったことは、料理の味見ができないことです。
味見をするとしてもアライナーを外さないといけないので、今までのように目分量で味付けして、味見で調整するということができなくなりました。
▶︎ 対策
現在はレシピに忠実に味付けをしたり、目分量で作ることが多かったお味噌汁はキッチンスケールで測って作ったり、料理の素やお味噌汁の素も使うようになりました。
❷ 外食の頻度が減った

外食時にはアライナーを外す必要があるため、以前ほど積極的に外食に行こうと思わなくなりました。
外食の機会が少ない人はそこまで気にならないと思いますが、よく外食する方は注意が必要です。
▶︎ 対策
外食する場合は、お手洗いでアライナーを外したり歯磨きをしたりするので、モールのフードコートやファミレスなど、お手洗いの数が多いところを選ぶようになりました。
出費が減ったという点ではメリットでもあります。
❸ 好意で食べ物をもらったときに困る

デパートの試食コーナーや、人からお菓子などを頂いた時、アライナー装着中だとその場で食べられないので、断らざるを得ない場面も。
ちょっと心苦しいこともあります。
▶︎ 対策
できるだけ「マウスピースを装着していて…」と説明しています。
ですが、お店の試食などはわざわざ説明しないことが多いので、心の中で「ごめんなさい」って思ってます。
2ヶ月目に向けて
アライナーが3枚目に入り、いよいよ1週間ごとの交換に変わります。
進行が目に見えることで、矯正のモチベーションもアップ!
夏休みシーズンで外出や旅行が増える予定ですが、柔軟に対応しつつ、装着時間を意識して無理なく続けたいと思っています。